NEM(ネム)が凄い!mijin(ミジン)にCatapult(カタパルト)一体何?
今回はネム(NEM)に関していろいろまとめていこうと思います。
【仮想通貨|COMSA(コムサ)で日本にICOブームが起こるのか!?】
でお話ししたCOMSAに深く関係してくるお話しです。
知っておいて損することないと思います。
簡単安心!ビットコイン取引所 coincheck←ネム(NEM)の取り扱いをしています。
ネム(NEM)とは何か?
New Economy Movement(ニューエコノミームーブメント)の略称です。
日本語に訳すと新しい経済の潮流みたいな感じでかね。
ネムの仮想通貨単位のことをXEM(ゼム)と呼びます。
一般的な仮想通貨(bitcoin)などとの違いは、総発行数が既に分配済ということです。
更にbitcoinの様なマイニングがありません。
POI(Proof of Importance)という仕組みを使っています。
日本語に訳すと「重要性の証明」という意味です。
この方式は残高・取引回数・取引量を総合的に判断して分配されます。
ネム(NEM)ではマイニングと呼ばずハーベスティング(収穫)と呼ばれています。
ネム(NEM)の優れているポイントを紹介
セキュリティが強い
EigenTrust++という評価システムを使いユーザーを評価するようなっています。
この評価制度で質が低い方はハーベスティングによる報酬が少なくなるそうです。
消費電力が少ない
先ほど言ったPOI(Proof of Importance)の電力消費を抑えることも目的の一つです。
電力消費に関してイーサリアムやbitcoinの電力消費と比較すると、
イーサリアムの場合は1イーサリアムをマイニングするのに、
およそ45kWかかると言われており、一般家庭の1日以上の電気代がかかります。
Bitcoinの場合は更に多いと言われており、年間でネムの2000倍近くかかるそうです。
イーサリアムは年間で4.2TWかかっており、小国1つ分の電気代を使っていると換算出来るそうです。
富の再分配
POIシステムのことですが、ビッコインのPOWやイーサリアムのPOSと違い、
持っている量だけでなく、ちゃんと使った人に分配される仕組みになっています。
※POWやPOSについてはこの記事を参考にしてください
→【仮想通貨の2大巨頭】ビットコインとイーサリアムの違いは?
どうしてもPOWやPOSは金持ちにコインが集まりやすい仕組みになっていますが、
このPOIを使うことで、貧しい人でも利益を得られやすくなるようになっています。
mijinなどと連携している
アポスティーユ=証明書
アポスティーユなんじゃそりゃ?
ネムのブロックチェーンを使って会計データや証券取引、
土地のデータなど様々な取引を行うことが出来ます。
このアポスティーユを使うことで、リスクを回避できるかもしれません。
海外で仕事する場合、その国の方針が変わった場合、
土地の権利をはく奪されたり、今までとルールが変わってしまうことがあります。
ここでアポスティーユが登場し活用されれば、
強固な証拠になり、こうした問題を避けることが出来ます。
国によっては既にこうした技術を導入しようと考えているところもあり、
今後の世界の発展に大きな影響を与えていくかもしれません。
【仮想通貨|COMSA(コムサ)で日本にICOブームが起こるのか!?】で書いた、
COMSAでもmijinにもネムが重要なポイントです。
mijinとは何?
mijinの名前の由来は忍者の武器である「微塵」だそうです。
これは、3本の鎖に分銅がついている武器で、
相手を「微塵」に打ち砕くのでこうした名前がついたそうです。
テックビューロ株式会社が提供しているプライベート型ブロックチェーンのことです。
最大の特徴は公式ページに書いてありますが、
・とにかく速く取引が出来る
・安全性が高い
・コストがかなり安い
ということです。気になる方は公式ページをご覧ください!
ブロックチェーンのおさらい
改めてブロックチェーンについておさらいすると、3つの特徴があります。
①ブロックチェーン上で取引された記録は消えない(全てのノードが停止されない限り消えない)
②改ざんが出来ません
③ゼロダウンタイムである。何か問題が起きても常に動いている仕組みである。
更にmijinはこのブロックチェーン技術を進化させました。
①マルチアセット対応
bitcoin(ビットコイン)だけじゃなく、イーサリアム、ネムなどの通貨にも対応し管理できる。
②マルチシグネチャ対応
これにより、通常のアドレスと比べてセキュリティが非常に高くなります。
③スマート・コントラクト対応
これにより仮想通貨の管理だけでなく、複雑な契約を作成し自動実行することが出来ます。
ネムのCatapult(カタパルト)って?
Mijinの新型コアエンジンのことを「Catapult(カタパルト)」と呼ばれています。
これにより、より快適に便利に使用できるようになります。
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JAVA言語からC++言語への移行によるパフォーマンスの向上
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メモリー管理の効率化
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柔軟性の向上
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スループットの向上
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全体的なパフォーマンスの向上
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安定性の向上
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httpプロトコル通信からソケット通信への低レイヤー移行
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ネットワーク通信の効率化
引用: mijin公式ページよりhttp://mijin.io/ja/626.html
今後の展望は?
ベルギーの地方自治体の行政サービスにmijinが適用されることになったそうです。
決め手となったのが先ほどのアポスティーユだったそうです。
導入することでコストが削減され、効果が表れるかどうか、
こうした結果が公表されるかどうは分かりませんが、
こうした取り組みの成果が上がれば、ヨーロッパを初め、
行政サービスの根本がmijinなどのブロックチェーンが採用される可能性があります。
テックビューロ、ベルギー地方自治体の行政サービスにおけるブロックチェーン適用実験に「mijin®」を提供
ミャンマーのネム保有比率が上昇するかも?
mijinの公式ページには以下のように説明しています。
ミャンマーでは5,000万人を超える人口に対し銀行口座数は200万件程度にとどまり、銀行のサービスは一部の富裕層のみが利用できる状況です。あらゆる層の国民に融資や預金といった金融サービスを提供するマイクロファイナンスは、同国の今後の経済成長を支えていく上で重要な役割を担っています。2011年春の民主化以降7~8%の経済成長を記録、2016年春には軍事政権が終焉したことで米国による経済制裁が解除される動きもあるなかで、ミャンマーは更なる成長が期待されBC Financeの利用者は大幅に増加していくことが見込まれています。http://mijin.io/ja/653.html
BC Financeとはミャンマーの国から認証を受けているマイクロファイナス機関のことです。
マイクロファイナンスは貧しい人に小口の融資などをする金融サービスのことです。
銀行よりも全てこうしたブロックチェーンを使ったサービスが主流になるかもしれません。
ブロックチェーン×AI
今後ロボットにAI搭載されていきます。
AI2.0の時代が来ると、AI同士が感情概念を持ってくる可能性があると言われており、
その際に、人間同様に労働に対価を求めてくる可能性もあります。
映画の様に人間とロボットの争いみたいになる可能性もあります。
こうしたリスクに対処するする為に、
mijinを使ってロボットに命令することで、暗号鍵を外せばロボットが停止する。
つまりコントロールや制御できる時代になるかもしれません。
2016年にmijinが電子マネーと連携
電子マネーにもしかしたら、日本円だけでなく、
ネムなどの仮想通貨が使えつ様になるかもしれません。
また、先ほどのミャンマーなどでブロックチェーンが浸透し、
仮想通貨が価値を持ち始めると、こうした仮想通貨が海外でも常用出来る環境になるかもしれません。
あくまで個人的な意見です。 笑
COMSA(コムサ)の登場!
以前ので書きましたが、
企業向けのICOプラットフォームのことです。
日本でICOをしたい企業が多数あると思いますが、
法律面、技術面、運用方法などで障壁画高いのでなかなか手を出すことが出来ません。
そこでこのCOMSA(コムサ)を使用することでこれらが解決出来ます。
mijinの特徴としてbitcoin、イーサリアム、ネムを使うことが出来ます。
仮想通貨が浸透してきた際に重要なポジションになることも考えられます。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回はネムについて説明しました。
テックビューロさんが手がけている、mijin、ネム、コムサ、カタパルト、
今後の可能性を秘めているものばかりだと思います。
もちろん実験中の内容も多く、絶対的確信というわけではありませんが、
社会問題などの解決策にも使われる流れになっています。
更に、この様なサービスが浸透していけば、
当然ネムの価格が上がる可能性があります。
投資の対象としても面白いと思うので、今後も注目が必要ですね!
ネムの取り扱いはコインチェックで購入出来ます。→ネム(NEM)