「AI(人工知能)」×「ブロックチェーン」で○○業界はクビになる人が続出するかも!?

最近のニュースでは「AI(人口知能)」という言葉を欠かさず目にしますよね。

ロボアドバイザーの登場など、金融業界にもAIは大きく影響を与えており、

フィンテック分野において、AIが与える影響はとてつもなく大きなものです。

今後はブロックチェーンとAIは更に深いつながりを持つ可能性もあります。

今回はAIとブロックチェーンについて紹介していきましょう。

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「AI(人工知能)」×「ブロックチェーン」

プロのトレーダーの方はご自身で情報収集し、

年数を重ねて蓄積された経験や投資データを元に戦略を練って投資をしています。

こうしたデータを元に新しい法則が生み出され、

チャート分析が多方面から分析されるようになってきました。

ただ、データから推測する力を着けるには、膨大な時間がかかります。

また、人の考えで判断できる範囲は限りがあります。

こう言った問題をAIを使うことで、解決できるようになるかもしれません。

 

ブロックチェーンはますます注目されていく!

更に重要なのがブロックチェーンの技術です。

【NEM(ネム)が凄い!mijin(ミジン)にCatapult(カタパルト)一体何?】

でもご紹介しましたが、

アポスティーユの様にブロックチェーンで土地の登記などが管理出来たり、

最近だと証券取引にも使われたり、通貨としての価値だけではなく、

スマートコントラクトの側面で大きな価値を秘めており、

今後もそれぞれの会社で実用化されると思っています。

 

AI(人工知能)と金融=フィンテック

昨年の大きなニュースといえば電王戦で人間が敗北するといったニュースがありました。

AI同士を戦わせることで、AI自身が学び、

人間の思いもよらない手を繰り出し、勝利するような場面もありました。

AIはどんどん進化し、自身で学ぶ術を覚え始めました。

金融業界でも同じようにAIがデータを解析し最適な判断をすることで、

最高の利益をもたらすことが出来るようになる可能性があります。

こうしたAIの進化は第3次ブームで登場したディープラーニング(深層学習)という、

技術革新によって更に加速してきます。

人間の限界を簡単に超えていくのがAIです。

先ほどの投資のデータも同じように、AIの方が人よりもっと効果的な運用してくれるかもしれません。

こうした技術の進化もあり、AIとはどんどん金融の現場に導入されています

 

金融業界で人工知能の活用した例

【テキストマイニングや音声認識と意味分析】

テキストを分析、理解し適切な対応をしてくれます。

また、会話も分析して意味を読み取り適切な対応をしてくれます。

 

【パターン認識による異常検知】

過去の膨大なデータから一定のパターンを算出します。

それらの動きを判断し、法則から外れた動きを検知します。

不正取引やマネーロンダリングを検知し、警告してくれるシステムなどがあります。

 

【マーケット分析】

過去から今までのデータを分析し、マーケットの今後の動き、

価格形成などを、モデル化して予測してくれます。

 

【投資戦略の構築】

データを元にマーケット分析をしてくれますが、それ以上に最適な投資戦略を組み立ててくれます。

最近の証券会社はこうしたシステムを導入しており、運用することで莫大な利益を挙げています。

面白い記事がありました。

人工知能による自動化が進むゴールドマン・サックス、人間のトレーダーは600人から2人へ

物凄い高所得を得ているトレーダーですが、

やはりAIの方が優秀な可能性があると判断しているのは、

世界有数の金融系企業のゴールドマンサックスです。

更にカブドットコム証券も以下の様な発表をしています。

カブドットコム証券株式会社は、2017年1月30日(月)および2017年2月6日(月)より、三菱UFJ国際投信、三井住友アセットマネジメントが運用するファンド11本の取扱を開始いたします。今回は、最新の技術革新により注目を集めるAI(人工知能)関連のファンドを中心にラインアップを強化いたしました。
これにより、当社の取り扱う投資信託は 1,024本(うちノーロードファンドは574本)となります。今後もお客さまの多種多様な投資ニーズに対応できるよう、投資信託の取扱を拡大して参ります。

まだまだこうした事例はありますが、人が判断するよりもやはり効果的という可能性が高そうです。

私も個人的な資産管理に自分で学びつつもAIを活用していこうと思いました。

 

「制度やルールの分析・サポート」

複雑な金融の制度や規制など、多くの金融商品を熟知し、

レギュレーションにそって行うことはかなり難しいのが事実です。

こうしたデータやルールを把握し、分析させ、

人間が運用が難しいことも人工知能が解決してくれるようなシステムです。

 

人工知能の広がり

既に生活の中で我々がその影響を享受しています。

Googleのサービスを使う際はネットの検索結果にも人工知能が活用されています。

更に、youtubeなどにももちろん活用されています。

自動運転技術もAIを使えば可能になると言われています。

AI(人工知能)技術を開発する日本のベンチャー Preferred Networks(以下PFN)

はトヨタ自動車からトヨタ自動車から約105億円を調達したそうです。

世界のトヨタもAIには大きく注目しています。

身近な例だと、話題になることが増えていきましたが、

AI搭載型のスピーカー

・Amazon Echo(アマゾン・エコー)

・Google Home(グーグル・ホーム)などが有名です。

この様に身近な例でも人工知能はものすごい勢いで進んでいます。

今後もあらゆる分野、産業に大きな影響を与えていくでしょう。

 

ビットコインとブロックチェーンの仕組みや関係は?

ブロックチェーンとはその名の通り、

取引の記録をまとめた「ブロック」を「チェーン(鎖)」のように増やしていくコアの技術です。

このブロックチェーンがビットコインを始めとする多くの仮想通貨の基になっています。

最大の特徴は集中管理型システムではありません。

※仮想通貨によっては集権的なシステム採用しているもの多数存在します。

関連記事 : 【仮想通貨の2大巨頭】ビットコインとイーサリアムの違いは?

 

メリット

・改ざんが難しいこと

→仮に不正を働いたとして、取引きのやり取りが自分以外からも見ることが出来る為、

不正をする意味がありません。

こうした特徴を活用すれば管理するコストも下がります。

・ダウンタイムが実質ゼロなこと

→ダウンタイムとは保守、停電などトラブルの場合稼働が停止している時間のことです。

金融のシステムが止まらないように、莫大なコストをかけてシステム構築をしていますが、

ダウンタイムのリスクが実質的になくなるブロックチェーンは金融業界と相性が良いと言えます。

・コストが安く済むこと

→こうしたシステムを作れば、コストが下げれます。

通常、ダウンタイムをなるべく減らすためのシステムを組むのに。

とてつもな費用が掛かったり、サーバーの拡張などのコストがかさみますが、

ブロックチェーンによってこうした問題を解決出来ます。

 

当然ながら日本金融系に大きな影響を与えている

【MUFGコイン・みずほマネー普及するのか!?メガバンクの仮想通貨】でも書いた通り、

日本のメガバンクでもブロックチェーンの活用は着々と進んでいます。

関連記事 : 【銀行が危ない!?】金融業はフィンテックによって劇的に変化していくかも!?

調査会社の解答によると、金融機関の関係者の約半数が、

「ブロックチェーン技術に関するリサーチや事業への検討している」と回答したようです。

2015年のデータで少し古いですが、今はもっともっと比率は上がっています。

 

まとめ

ブロックチェーンとAIは今後日本の金融系サービスとさらに進化していくと予想されます。

その理由は複数あり金融にAIとブロックチェーンを導入することで、

・不正をしにくくなる可能性が高くなる

・システム面などでコストが安くなる

・ダウンタイムが実質的に起こらず、トラブルを回避出来る。

などメリットがあります。

AIを活用するようになれば、

・コストが安い

・優れた投資を行い、高いパフォーマンスを期待できる

・人間では網羅できないところも可能になる。

今後も活用がますます広がると予想出来ます。

少し怖いですが、今後の社会はあらゆる分野でこうした技術が活用されていくと思います。

 

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