【仮想通貨の格付け】は価格に影響したのか?Weiss Ratingsの場合
仮想通貨の格付けがいよいよ発表されましたね。今回の格付けは『Weiss Ratings(ワイスレーティング)』によって行われました。
仮想通貨市場はまだ若く、ボラティリティが激しいので、大きく稼いでいる人もいますが、損をしている人も多くいます。
こうした格付けは損をするリスクを避ける為の一つの指針になります。
『モーニングスター』も仮想通貨の格付けを実施予定と言っていましたし、今後こうした各社の格付けが価格に大きく影響してくるかもしれません。
この記事では、
①Weiss Ratings(ワイスレーティング)がどんな会社か?
②格付けの基準や内容について
③格付けの結果について
この辺りを簡単にまとめていきます。
Weiss Ratings(ワイスレーティング)とは?
アメリカで1971年、マーティン・D・ワイス博士はリサーチ会社を設立し、そこから株式、ミューチュアルファンド、エクスチェンジ・ファンド(ETF)の投資評価を4万件以上、銀行、信用組合、保険会社の16,000件以上の格付けをしている経歴があります。
Weiss Ratings(ワイスレーティング)は、格付けを発行する企業または投資からの報酬を受領しません。何らかの理由でレーティングをプレビューしたり、出版を抑止したりすることもできません。ワイスは完全に独立しており、偏見がありません。引用 :https://weissratings.com/our-mission
歴史も古く、格付けの案件も多い機関のようです。
また、上の引用で太字にさせていただきましたが『報酬を受け取っておらず、完全に独立した機関』であるそうです。
因みに、格付け機関と聞くと『ムーディーズ』などを思い浮かべる方もいると思いますが、リーマンショックの時に誤った評価をしてており、そういった過去の経緯から投資家の中には、こうした独立機関を信用する方も多くいるそうです。
また、公式ページにも以下の様な記載があります。
ムーディーズ、スタンダード&プアーズ、フィッチ、AMベストとは異なり、ワイス格付けは、それが評価した企業や事業体からのいかなる種類の報酬も受け付けません。
因みに、今回の格付けによって、価格に大きな影響を及ぼした感じはありませんでした。
これはアメリカの大手投資家の方が、仮想通貨市場に参入している人数が少ない可能性や、Bitcoin以外の通貨にそれほど興味を示していないと考えることも出来ます。
また、Weiss Ratingsの公式ページには、今回の格付け後にBitcoinやその他通貨を推している方から、多数の非難があったそうです。
それぞれ推しcoinがあるので誰に何を言われようが、そのコインを信じるという方も多いかもしれません。
今回の格付けについて
A =優秀
B =良い
C =フェア
D =弱い
E =非常に弱い
プラス記号、またはマイナス記号は、グレード範囲の上3/1または下3/1をそれぞれ示します。
Fグレードは、失敗、詐欺などの疑いと判断されています。
公式には以下の様にあります。
「B」または「B-」も「購入」に相当する投資適格となります。同時に、投資家は「C」格付けに過度に警戒すべきではありません。合格点です。投資家にとっては、「保留」に相当することを意味します。
※私の好きなNEMはCだったので、もっと開発コミュニティが活発化したり、アジア圏で幅広く使われること祈ります!
今回の評価基準はどのようなものか?
①リスク指数
価格変動、ボラティリティを考慮したリスク
②収益指数
過去のパターンから判断した、潜在的な主益性
③テクノロジー指数
アナリストによりホワイトペーパーの分析や特殊なソフトを使用した定量的な指数
④採択指数
取引速度、決済の時間、普及の具合
これら4つの評価基準があります。
格付けされ通貨の一部を紹介
Bitcoin、Ethereum、Ripple、Bitcoin Cash、Cardano、NEM、Litecoin、Stellar、EOS、IOTA、Dash、NEO、TRON、Monero、Bitcoin Gold
今回の格付けは有料の情報になる為、一般的に無料では出回っていません。
※もしかするとSNSなどで出回っている情報はフェイクの可能性も考えられます。
CNBCなど大手のサイトから情報を引っ張ってくると、結果一番評価が高いのはEthereumで評価はBだったそうです。
先ほどの結果に照らし合わせると、Bは投資の対象になるということなので、値段が下がっている内に買い増しをしても良いかもしれません!また、EthereumはICOに参加する為に必須のトークンになるので持っておいて損はしないでしょう。
その他、凄い沢山あるので気になる銘柄だけをピックアップすると・・・
①BTC C+
②ETH B
③ETC C
④LISK C
⑤XRP C
⑥ZEC C
⑦XEM C+
⑧LTC C+
⑨DASH C+
⑩BCH C-こんな感じです。
NEOやADAはB-と高評価らしいです・・・。
比較的昔からあってある程度、有名な仮想通貨はCが多い気がしますね。
時間は経過しているけど、こうした仮想通貨のサービスが社会に普及していないからここまでの評価なのでしょうか。
逆にADAやNEOなど、比較的新しい仮想通貨は高評価という点が気になります。
※取引手数料や、決済スピードが速く、新しい技術を導入しやすい点が高評価の要因ですかね。
※あと、評価しているアナリストの方々がどんな通貨を保有しているのか気になりますが、おそらくB以上の通貨を保有しているのではないかと思います。
今回の評価のポイント?
全てではありませんが、仮想通貨の評価に対して質問をして、回答を公式ページに載せてくれています。
→https://weisscryptocurrencyratings.com/btc/why-bitcoin-is-not-an-a-118
ETHの評価でポイントとされている点
2番目に広く採用されているCryptocurrencyであるEthereum(B)は、いくつかのボトルネックがあるにもかかわらず、アップグレードが容易なテクノロジとスピードが向上します。
高評価されているポイントは技術とスピードが評価されています。
BTCの評価でポイントとされている点
Bitcoinは4つのインデックスの1つにAを付けることができます。しかし、それは他の2つの重要な分野、すなわちリスク指数と技術指数では不十分です。これらの一方または両方のメトリックが改善されるとすぐに、Bitcoinのアップグレードが可能になります。
なるほど、遅延と高い取引コストの問題をすぐに解決できない点が評価を下げており、ソフトウェアコードをアップグレードするための即時のメカニズムを持っていないことも問題とされていますね。
これってブロックチェーン技術には付き物なので、程度仕方がないと個人的に思っています。
XRPの評価でポイントとされている点
Bitcoinのように、ファンダメンタルズのAを取得しますが、繰り返し発生する価格クラッシュのためにリスクインデックスの得点が低くなります。そのテクノロジーインデックスは、クリエイターによる集中管理と制御が重くなるために切り詰められます。
なるほど、中央集権的である点が評価を下げているポイントのようですね。
今回の格付けの影響か、韓国から攻撃を受けているらしい
韓国のソーシャルメディアに対するワイス・レーティングズのウェブサイトをダウンさせるための共同の呼びかけから何度も言及されているように、韓国からのサービス拒否攻撃を阻止した
リップルの評価が低いことに不満があったんでしょうか。
こうした事実があったことを公式ページに載っていました。
参考 : https://weisscryptocurrencyratings.com/ratings/weiss-ratings-issues-grades-on-74-cryptocurrencies-12
まとめ
・Weiss Ratings(ワイスレーティング)とは、アメリカの会社で1971年から運営されており、16000件以上の格付けをしている実績があるうえ、完全に独立した組織です。
・BitcoinはC+であり、イーサリアムはBで最高評価のAはありませんでした。
・今回の評価を受けて、格付け機関に非難が殺到したそうです。
・今回の格付けで値動きにはほぼ影響がないと感じます。
→時間を経過して若干の影響が出ているようですね。