プロペシアについて|男性育毛の最後の砦
AGA治療や薄毛治療はマッサージやシャンプーで全て解決は難しいです。
実際、薄毛に悩む知人もマッサージを毎日、
シャンプーも頭皮に優しいものを購入して努力していましたが解決せず、
最終的にミノキシジルタブレットを飲んでいました。
今回は有名な治療薬「プロペシア」「ミノキシジル」について、
効果や副作用など、良い部分も悪い部分も合わせて、
どのように使用したらよいかもまとめていこうと思います。
プロペシアとは?
プロペシアの有効成分である、
「フィナステリド」はアメリカで前立腺肥大症の治療薬として、
開発が始まったと言われています。
それを継続的に使用していると、
抜け毛の減少などの効果が見られたことから、
AGA の治療薬として少しずつ使用され、
2005年の10月に厚生労働省で許可が出たそうです
頭頂部やおでこの毛が薄くなる男性のハゲや薄毛の症状に対して、
クリニックや病院でよく処方されている医薬品です
プロペシアの値段は2015年にジェネリック品が発売できるようになったため、
ジェネリックを購入することが増えているそうです。
プロペシアの効果とは?
前の記事でも紹介したとおり、
AGA などの男性の薄毛や抜け毛の主な原因は、
DHT(ジヒドロテストステロン)が原因と言われています。
関連記事:AGA治療についてまとめ|男性の薄毛で悩んでいる方へ
このAHTは男性ホルモンのテストステロンが、
5aリアクターゼによって変換され体内で生まれます
テストステロンについては、筋トレの記事で記載していますが、
男性にとってとても重要なホルモンになります。
関連記事:【男性必読!】筋トレはダイエット、仕事、恋愛全てに繋がっている!
テストステロンがあることで健康の促進や、
精力が向上する、また肉体面や精神面においても、
男としてもやはり大切なホルモンになります。
抜け毛予防をするには、
この「5aリアクターゼ」とよばれる酵素の働きを抑制する必要があります。
※衝撃的な事実ですが、この5aリアクターゼは遺伝によって、
ほぼ決まっていると言われています。
ハゲが遺伝してしまうのはこの酵素が活発かどうかということが一つのポイントになり、
髪の毛がふさふさで、筋肉隆々、精力も強く、
男らしい男性で禿げてない人はこう言った仕組みになっています。
ザガーロとは?
プロペシアとはまた別ですが、
第二のAGA治療薬と言われており、DHT(ジヒドロテストステロン)の生成の抑制が、
より強いと言われる薬が開発されています。
厳密に言うと5αリアクターゼ1型、2型両方を抑えることができ、
プロペシアの1.6倍発毛効果があるそうです。
効果が出てくるまで3‐6か月程度でかかるそうで、
副作用はプロペシアと似ています。
※副作用については後程詳しく説明します。
AGAの主な原因とは?
前回の記事でも説明しましたが、
関連記事:AGA治療についてまとめ|男性の薄毛で悩んでいる方へ
AGA の主な原因はDHT(ジヒドロテストステロン)と言われる物質で、
このDHT(ジヒドロテストステロン)が毛乳頭細胞に存在している、
男性ホルモン受容体と結びつくことで、髪の成長が止まってしまいます。
その結果、ヘアサイクルがおかしくなり、短く、細い髪の毛が多くなってしまい、
じわじわと薄毛になってしまいます。
プロペシアは、このDHT(ジヒドロテストステロン)の抑制に効果があると言われており、
AGA の改善に期待ができます。
プロペシアの副作用について
髪の毛がふさふさでモテたい!けど薬を飲んだらあそこが元気が無くなった。
天は二物を与えずといったところでしょうか。
プロペシアにも副作用があり、男性の性に関するものが多いと言われています。
例えば、勃起力の低下で、
20代や30代の人は、まだ朝勃ちをすると思います。
プロペシアを飲んだ人の感想を見てみると、
「朝勃ちをしなくなった。」
という意見も見えます。
また、精力減退の感想も目にします。
精力が減退し、オナニー(自慰行為)の回数が減り、
毎日していた方が、多くても週に1回から2回となってしまう人もいるそうです。
また、精液自体が水っぽくなるという意見もあります。
プロペシアの副作用まとめ
性欲の減退
プロペシアを服用した人で、発生する可能性は使用した人の1-5%未満だそうです。
使用を中止しても、そういった副作用は数週間は続くことが多いそうです。
この現象が起こる主な理由は分かっていないそうで、
一説では体内のホルモンバランスが乱れてしまうと言われています。
ED (勃起不全)
Erectile Dysfunctionの略でEDと呼びます。
日本語訳としては勃起不全とされ、勃起機能の低下を意味しています。
ジョージワシントン大学の研究によると、
2012年にプロペシアを利用した後に、
精力減退をしていると感じた人を調査すると、
EDの症状で悩んでいると男性もいたそうです。
また、ED になった人の96%以上が1年以上も症状が続いたと言っているそうです。
ポストフィナステリド症候群というそうです。
※海外では被害者団体が設立され問題になっているという事例もあるそうです。
調査した人数があまり多くない54名なので、
十分な量の研究結果ではないですが、
こうした意見があるというのもひとつリスクとして認識しておきましょう。
副作用のある薬を使う場合は、
専門のお医者さんにアドバイスをもらい、使用することをお勧めします。
男性不妊
副作用の中には射精量の減少や、
無精子症(精液の中の精子が極端に少ない)、精子の運動力の低下など、
精子に異常がでてしまうこともあるそうです。
とある研究結果によると、服用を止めて、
3ヶ月後には精子の状態が戻ったと言われていますが、
使用して3ヶ月以上経たないと効果が消えない可能性があります。
またこれ以外に可能性のある副作用として、
・かゆみや蕁麻疹
・睾丸の痛み
・射精障害
射精してもあのドクドク出てる!
といった感じはせず、ちょろっと出てくる状態になってしまう可能性があるそうです。
(これは少し悲しいですね。)
・肝機能に影響
この様に使用するには、ある程度のリスクが伴います。
だからこそ、実績のあるクリニックでお医者さんに、
診てもらった後に服用した方が良いと言えます。
もちろん、お医者さんに診てもらったから大丈夫というわけではないですか、
リスク軽減になるのは間違いないと思います。
プロペシアの注意点
女性はプロペシアは絶対に使用は禁止です。
注意すべき点としては、プロペシア(フィナステリド)は、
触っただけでも吸収してしまう成分といわれており、
妊娠している女性が触ってしまうとそれを吸収してしまうこともあるので、
女性やお子さんがいる場合は取り扱いに注意が必要です。
これは妊娠中の女性がプロペシアを服用すると、
胎児の生殖器に異常が出てしまう可能性があると言われています
※出典厚生労働省
効果が出にくい方の意見
プロペシアを使っても効果が出ないという人もいるそうです。
プロペシアは平均すると6ヶ月程度飲み始めてから効果がでると言われています。
プロペシアは前頭部や頭頂部が薄毛になる方に効果が高いといわれており、
側頭部や後頭部は別の薬の方が良いと言われています。
またミノキシジルと併用することでより成果が出やすくなります。
ミノキシジルは別記事で紹介しますが、主な効果は発毛促進作用です。
プロペシアで抜けるのを防ぎ、ミノキシジルで発毛するといった具合です。
更に効果を高める方法として、AGAメソセラピーというやり方があります。
これは頭皮に直接薬剤を注入するというやり方で、
直接やることで毛母細胞に温存効果が高く、長く効果を発揮すると言われています。
まとめ
プロペシアはDHTの働きを抑制し、毛の抜けることを防いでくれる薬です。
効果も高く多くの方が使用しており、実績があります。
副作用もあり、一部の方では精力減退など、
性機能に副作用がでることがあります。
プロペシアの効果を実感するまでには、6か月程度時間がかかり、
ミノキシジルと併用することでより育毛効果を期待できます。