AIのトレンドを4点紹介!身近なサービスにもどんどん活用されています

『AI』と聞くとSF映画をイメージする方も多いと思います。

ターミネーターやアイロボットなどAIとロボット技術の進歩により、人間と戦争が広がる映画を沢山みてきました。テスラモーターズCEOのイーロン・マスク氏もAIについては好ましくない発言をしています。現段階ではここまで高度なAIはまだ存在しておらず、『AI』を活用した効率化を目指したものが多い状態だと言えます。

今後はブロックチェーン技術と相まって新しいサービスが世の中にどんどんリリースされてくると思うので、AIのトレンドを理解しておくことも何かの役に立つと思います。

今回は数年後に当たり前になっているAI技術のトレンドについて簡単にまとめていこうと思います。

今後は「ユビキタスAI」「RPA」「チャットボット」などを紹介していこうと思います。また、今回に限らず新しい学びや情報は随時追記していこうと思っています。

※AIと検索すると歌手のAI(アイ)さんの公式ページが出てきます。

なお、私は専門家ではない為、あくまで一般教養レベルの話をするだけですのでお手柔らかにお願いします。

 

AIとは?

『Artificial Intelligence』の略でAIです。日本語にすると人工知能です。

AIの歴史は古く1950年代から研究が進んでおり、今は第三次人工知能ブームと言われています。

最近はDeep Learning(深層学習)という言葉を見かけることが増えましたが、これはAIを支える技術の一つです。

AIも人間同様に繰り返し学んで覚えて賢くなってきます。つまり何らかの楽手が必要になるわけです。

機械学習とは?

実は歴史は古く1960年代に登場しています。

コンピューター自身が膨大なデータから法則性や知識を習得していくことを指します。

話題の自動運転や音声アシスタントのようなサービスは機械学習を使用しています。

ディープラーニングとは?

人間の脳に模したニュートラルネットワークをコンピューターに実装しています。

人間がデータを覚えこます作業は時間がかかります。そこで、コンピューターが自動的にデータを抽出し、学んでいきます。このディープラーニングによっては画像や音声の認識制度が飛躍的に高まっています。

 

汎用型AIと特化型AIって何?

人間の様に応用が利くAIのことを『汎用型AI』と呼びます。

まだ実用段階には至っていないそうですが、この汎用型AIが進化することでAIがAIをより高度に発展させていく為の自律的行動をとり始めると、いよいよSF映画の様になっていくかもしれませんね。

『特化型AI』とは決まった作業を遂行する為に特化したAIの事です。

具体的には「画像認識」「音声認識」「自動運転」「チェスや囲碁専用」などがあります。

最近だと電王戦で注目を浴びたポナンザなどが有名です。また、アルファ碁なども有名ですよね。あくまで特化した専用AIなので、他の分野に応用することはできません。囲碁なら囲碁専用、チェスならチェス専用なわけです。

 

「強いAI」と「弱いAI」とは?

前置きをしますと私なりの解釈ですのでご了承ください。

人が判断して強い弱いを判別しているので「汎用型に近いAIは強い」「専門型で応用力が弱いAIは弱い」と区別していると考えています。

『人間の思考を模倣できるものを強いAI』『処理的な事をプロの様にこなすのが弱いAI』と区別しています。

 

今後のAIのトレンドは?

今回の記事は週間エコノミストを参考にさせていただきました。

近日中に当たり前になる可能性があるAIについていくつか紹介していきます。

①ユビキタスAI

画像認識技術、音声認識、自然言語処理などの技術を指します。こうした技術は今後もますます発展し、身の回りのあらゆるものに活かされていくと予想されます。

有名な例だと『Googleレンズ』これはスマホなどのカメラで物を取ると、情報が瞬時に表示され詳細を知る事ができる優れものです。

※個人情報と紐づき過ぎると、あらゆるプライバシー問題と紐づけされる可能性があるのではないかと少しだけ心配ですが、画期的で便利なのは間違いありません。

更に、農業でもトラクターなどに画像認識と機械学習を掛け合わせることで、自動で作物の間引きを行うべきか、雑草の除去や農薬散布などを行ってくれるものもあります。

「匠の目」と言われますが、人が今まで目で見極め経験に頼っていた部分が徐々にAIに置き換わりつつあります。また、ベルトコンベヤーに流れてくる物を検査したりする画像認識AIや製造ラインで何か不調を読み取り、壊れる前に検知して対策出来るような仕組みも出来つつあるそうです。

②音声インターフェイス

最近CMや量販店で見かけるのでご存知の方も多いと思いますが『Amazon echo』や『Google home』のようなAIアシスタントデバイスです。Amazonやグーグルが提供している音声認識サービスを各企業が活用できるようにしており、利用され精度が高まれば、更に普及していくと予想されます。

↑面白動画です  笑

米国のホテルではルームコンシェルジュとして活用されたり、自動車や家電製品に音声インターフェイスが活用され始めています。

③チャットボット

これは自然言語処理技術の進化として、機会がより人とスムーズに会話できるようになってきました。

既に音声ガイダンスなどで活用されており、再配達に関する案内や保険の診断見積もりなどに活用されています。有名なのはソフトバンクが投資ているインシュラテック企業のレモネードです。

まだ日本では見かけませんが。家財保険の契約、請求までチャットボットが完結させてくれます。

「Maya」と呼ばれるチャットボットが有名で、自動的に保険の手続きが終われば、支払いも自動的にされるような仕組みになっています。

※ソフトバンクはペッパー君やJスコアなど最先端技術に数多く投資しており、数年先には携帯契約はすべてペッパー君のようなロボがおこない、お客様対応はIBMのワトソンの様な自動案内システム、保険や契約などの与信審査にはスコア化を図り、それに伴いMayaのようなものを活用して自動的に契約が完了するといった、人が関わる部分を極端に減らし、あらゆる場面でAI、ロボット技術を活用した先駆者として更に注目を浴びる可能性がある企業だと感じています。

④RPA

これはRobotic  process Automationの略です。社内業務へ活用されるジャンルです。

※個人的に早くこれが浸透して欲しいと思っています!

現段階だと定型業務、反復業務が中心に活用されています。今後はOCR(光学式文字読み取り装置)や先ほどの自然言語処理が組み合わさったものが使われていくと予想されています。

個人的願望ですが、フォームに沿った文章の中から報告に必要な情報を自動で抜き取り、指定されたフォームに自動的に打ち込み、問題がある可能性がある個所や、最終確認前まで自動処理してクライアントに提出する直前までの資料を作ってくれるAIが欲しいですね。極力作業的な時間を削る事ができるAIができれば、管理をする立場の残業が大幅に減るので、人の為、社会の為にぜひ浸透して欲しいAIです。

 

AIでは代替できないものは?

これは賛否両論ありますが、私は「コミュニケーション」だと思っています。

人の考えを理解し、わずかな気持ちの変化を察し、老若男女のニーズに答えたりできるのは今のところ人間だけだと思います。もしかすると、人が仲介すると余計な手間ややり取りが発生するから不要と考える人もいると思いますが、人は人を通してサービスや商品を購入したいと無意識に思っている人が多いと思います。

リベラルアーツが重要な時代?

「リベラルアーツ」が今後はもっと重要になるという人も多くいます。ここ5年でこの言葉を見かける機会も増えました。リベラル(自由)+アーツ(技)=人間を自由にする技のことです。

言葉の起源はギリシャ。ローマ時代の「自由七科」(法律、修辞、弁証、算術、幾何、天文、音楽)に起因します。リベラルアーツを知識としえ学ぼうとするのではなく、学びの姿勢が大切とされています。

答えはAだと決めつけずに、別の可能性や他に道がないかを疑って考える姿勢が新しいイノベーションを生む鍵になるかもしれません。また、多角的に考える事が大切なので、業種や人種、考え方など様々なものからインスパイアされた方が良く、どんなジャンルでも「良いものやこと」や「人を魅了する素晴らしいものやこと」や経験から学ぶ事が大切とされています。

リベラルアーツは私は体得したわけではなく、あくまで一般的に言われていることをまとめただけに過ぎないので、気になる方は書生を読み、理解を深め、実践されることをお勧めします。

 

まとめ

いかがでしょうか?

AIとは機械学習とディープラーニングによって物凄い進化をしており、数年先には「ユビキタスAI」「チャットボット」「RPA」など人がしなくてもAIがしてくれることが当たり前の時代になってくるでしょう。

また、特化型AIでなく、汎用型AIが表れ始め人との関わり方をAIや人それぞれが考える時代が来ていると言えます。私はコミュニケーションを学ぶ為、人に触れて人を理解(学問としての学び以上に現場で触れながら学ぶ大切)が大切だと思っています。解釈や大切なものは賛否両論ですが、コミュニケーションやリベラルアーツは大切という声を多く聞く為、人が出来ることにますます注目が集まりそうだと思っています。

今後もこうしたトレンド情報を紹介し、新しい情報があれば追記していくので、良ければ何かのお役に立てれば幸いです。

 

 

 

 

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