【仮想通貨やブロックチェーン関連のニュースまとめ!】2018/2/24~3/4

これから定期的に一週間の仮想通貨や、ブロックチェーン技術で気になるニュースをピックアップしていこうと思います。この記事を読めば、大まかな流れや、新しい発見を得れると思います。

また、爆上げコインの理由なども盛り込んでいこうと思っています。

こういった情報が、日々の仕事や価格予想、知識を深める為に役立てば嬉しいです。

 

2018年2月25(月)~3/4(日)までのニュース

①楽天コイン発行の予定

楽天が2/27のスペイン・バルセロナで開催中の「モバイル・ワールド・コングレス(MWC)」でブロックチェーン技術活用した「楽天コイン」の発行について言及しました。

詳細は不明ですが、国内外のポイントや顧客情報を管理できるようにするそうです。

※噂によればomise goのプラズマを使用する?出所はTwitterです。

大手のEC企業がこうした発表をするのは恐らく始めてだと思います。

こうした動きの中で、今後は「Amazon」や「天猫」などの世界的大手のECサービスも恐らく独自コインを発行してくると予測できます。

天猫は車の自動販売機で話題を集めていますが、中国最大手のECサービスです。

親会社はアリババで世界一ブロックチェーン技術の特許取得に積極的な企業です。中国自体は仮想通貨は国内規制中であり、国外にまで影響が出るかもしれない状況ですが、企業はちゃっかり研究開発を進めている状態です。

話は少しそれますが「LINE」「Facebook」「スターバックス」など他企業でも、独自コインの開発などが進んできそうです。水面下では国内のあらゆる企業が囲い込みを含めて独自通貨発行の計画を練っていると思います。

一般的な小売店もポイントサービスの代わりに独自コインを作成し、それがアトミックスワップの機能を持つ(それぞれ交換できるようになる)かもしれません。

 

②電力系ブロックチェーン技術採用に意欲的

最近、地方の電力会社が「ブロックチェーン」を取り入れた、新しい試みが盛んにニュースや新聞で取り上げられています。

・中部電力のブロックチェーン活用事例

中部電力は自社でコーヒーなどを買える「カフェエネ」を専用アプリでリリースしたそうです。

更に2019年問題に向けて電力の個人売買が出来るように、独自のブロックチェーンを開発しており、電気自動車の充電をする為の技術をライトニングネットワークを使って実験をしたり、(いつ・誰)が受電したかなどを把握するためのブロックチェーンなどの開発研究をしているそうです。

ライトニングネットワークは取引が細かくて多い、IoTに向いている可能性もあり、電力売買が今後、個人間で盛んになった時に不正が出来ず、安全で高速なネットワーク構築を目指しているそうです。

・熊本電力マイニング事業参画

マイニングシステムを販売し、施設を構築して顧客に販売していくそうです。

熊本電力からは業界最安水準の、1kwhあたり10円台~で電気代を提供することで、業界の供給を受けることが出来ます。クラウドマイニングの提供をしたり、マイニングファームの様なコンテナ施設の構築を行ってくれるそうです。

マイニングは日本で盛んになってきており、DMMなど大手企業も金沢に巨大なマイニングファームを作り開始しました。使用する機器も独自開発をするものも増えてきているので、ここ数年はますます注目を浴びている産業になっていくと予測されます。

ASICで有名なビットメイン社の昨年の純利益は3800億以上とされており、世界規模で爆発的に市場が大きくなっています。これはNVIDIAの収益を上回っており如何に勢いのあるビジネスなのかが分かります。

・みんなの電力再エネルギー取り組み

発電量ごとにデジタル証書「トークン」を付け、証書を介した取引により、消費者は電気を買いたい再生エネ発電所を選べようにしたそうです。電力会社ではありませんが、関連企業も続々と新しいサービスをリリースしています。

 

③テレグラムのICOが爆発的に資金調達

テレグラムのICOは資金調達が爆発的に伸びており、3週間ほどで既に81人の投資家から、およそ8億5000万ドル(900億以上)を調達たそうです。今後、二段階目のICOも控えており、ますます好調に資金調達を行っていくでしょう。

関連記事:Telegram(テレグラム)のICOとは?購入時期やホワイトペーパーまとめ

ただ、値上がりが激しいICOは上場後などに売りが多く入り一時的に大暴落する可能性があるので注意が必要です。とあるICOマーケッターの方が資金の調達しすぎているICOは注意が必要だと言っていました。

また、ごく一部の人が大量のトークンを保有している為、その人たち次第で価格がコントロールされてしまうのも事実です。

 

④仮想通貨の新団体の設立

登録済仮想通貨工事業者の代表16社で新しい団体を設立したそうです。

ただ、ブロックチェーン協会の「ブロックチェーン部門」に属する35社は今回の団体に含まれておらず、技術的な面の観点で話し合いをしたい部門と少なからず対立が存在するそうです。

自主規制団体として認定を得られるような申請を出していくそうです。政府主導以外で大きな組織が出来たことはルール作りに大前進です。今後は国家とこの団体でそれぞれ規制基準が作られてきます。

投資家保護をしつつ、技術促進の妨げにならないバランス感覚を大切にした仕組みづくりを目指してほしいです。

 

⑤モネロがHF

最近モネロの値段が高騰しました。

関連記事:匿名性の高い仮想通貨とは?メリットやデメリット!Dash,Zcash,Monero,vergeなど・・・

それはハードフォークにつき無料でもらえるコイン(エアードロップ)があることが大きな理由です。

ライトコインも値上がりした理由の一つに「ライトコインキャッシュ」のハードフォークが大きな影響を与えました。

関連記事:ライトコインの値上がり理由は?ライトコインの持つ可能性とは?

モネロは匿名系暗号通貨で追跡不能な通貨として不正やマネーロンダリングなどに使用されたりネガティブ印象を受ける通貨です。実際、国内で金融庁から認可がおりている取引所はモネロなどの匿名系仮想通貨の取り扱いはしていません。

関連記事:セキュリティ面で定評のある仮想通貨取引所5選!

Monero保有者はMoneroウォレットに入れておけば、1 XMR=10 XMVがエアードロップされます

取引所がフォローする可能性が低く、モネロのウォレットに秘密鍵を入力することで取り出すことは可能だそうです。

モネロVの特徴は、

・発行枚数に限りがある「発行上限が2億6000万枚」

・アルゴリズムの変更によりASICによってマイニングされ過ぎを防ぐことを期待されています。

※マイナーの中央集権化を避ける事が期待される。

→個人的にはASICによるマイニングされ過ぎを防ぐのは賛成です。

また、完全に匿名でやり取りできるという事はセキュリティ面安全伴言えます。

技術的には素晴らしいですが、実需が犯罪などに使われている為、判断が難しいですね。

※匿名系仮想通貨以外も基本的に決済サービスというより、現段階だと投機や不正送金などが多いかもしれません。

 

ちょっと気になるニュース

①Zキャッシュもoverwinterというアップデート実施予定

2018/9月の大型アップグレードの為に必要になるそうで、

・取引の有効期限

・バージョンコントロール

・ネットワークのアップグレードの為のリプレイプロテクション

・取引の透明化のための総合的改良

など新しい機能を実装予定です。

ジーキャッシュも匿名系仮想通貨で、歴史がかなり古い通貨です。

ファンも多いですが、最近だとNEMの資金洗浄に使われた可能性があると話題になりました。

 

②2018年の2か月で1440億円もの大金が盗まれている

1日平均9億4500万円が被害額だそうです。

このペースでいくと年末までに3450億円相当の大金が盗まれるそうです。

詐欺、ハッカー達のボーナスステージ状態で、セキュリティのリテラシーを上げていく必要があります。

実は私も恥ずかしながら、詐欺案件で数ETHを無くしたり、数十万円は騙されています。

完全にリテラシーの低さが原因であり、ファンダメンタルズで相場が動く仮想通貨市場は、トラストレス以上に人を信じすぎてしまう事が大きな問題です。

仮想通貨で値上がりして利益が出てば良い!という考えも一理ありますが、得をした人以外はババ抜きと同じで、損をします。コチラばかりに注目されるとすぐにすたれると思うので、投資基準(テクニカル)を日々磨いていきましょう。※ICOのプロジェクトは正直、判断が尽きません。ビジョンが素晴らしいと思ったものは基本帝に長期保有で良いと思っています。あくまで投げ銭感覚で楽しみましょう。

 

最後に・・・

こんな感じで気になるニュースをまとめていきます。

何かのお役に立てれば幸いです。

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