【ICO 投資】詐欺から学んだこと!参加時のポイントまとめ!

最近は暗号通貨(仮想通貨)がテレビでも取り上げられ、目にする機会が増えたと思います。

今後はICO(Initial Coin Offering」という言葉をニュースで見かける機会が増えると予想しています。

※良いニュース・悪いニュース含めて。

ICOは海外では既にある程度活発化しており、規制や禁止など国が対策を開始している事例もあります。

また、トークン発行に関しては有価証券なのかどうかも、議論が進んでおり全体で様子を見ている状況です。

※アメリカの証券取引委員会(SEC)は有価証券に該当する可能性があると示唆しています。

日本のみならず世界的にICO関連の話題でざわざわしている状態です。

ICOはうまく行けば大きな利益を得ることが可能ですが、上手くいかない場合も多々あるので、

自分自身の判断基準を上げていく必要があります。

私も少しずつですが学びを深めて、投資する際の注意点などを共有していきたいと思います。

リスクを減らすためには英語の勉強、ブロックチェーン技術、どういう人がプロモーションしているのか?

そのプロモーションの目的は何か?など判断材料を増やして、自分なりの確信を持つことが大切だと思っています。

今回の記事で少しでもお役に立てれば幸いです。

 

そもそもICOとは何?

「ICO」は「Initial Coin Offering」の略称で、新しく出来るコイン(トークン)を事前に購入出来る仕組みのことです。

※暗号通貨において「トークン」とは新しく作られた貨幣のことです。

ICOを行う側のメリット

資金調達が出来るので、開発中のプロジェクトなどを進めることが出来ます。

ICOに参加するメリット

ICOを行った会社の価値は上がればトークンも人気が出て、トークンの価値が上がることで利益が出る可能性もあります。

特に安いうちに購入して10倍もの価値になれば大儲け出来る可能性もあります。

※下がる可能性もあります。

 

ICOの現状の問題点は?

詐欺的なものが多数紛れているところです。

何をもって詐欺とするかは判断が難しいですが、明らかに資金集め為だけにそれらしいものを作り、

プロダクトを出さないものも存在します。海外ではこうした事象を重く受け止めて、禁止にしている国も出始めています。

また、投資する側も良く分からずお金を投じるという現象が起こっており(私もこの類でした 笑)

問題解決には見極める為に学んでいく必要があります。

そもそも、プロダクトを出す前のアイディアに対しての資金調達なので、

期待値に対して投資ししているという認識を忘れない方が良いと思います。

 

ICOはそもそも投資なのか?投機なのか?

現状のICOは間違いなく投機だと思います。

デジタル通貨市場を巡る熱狂が広がる中、実際には新規仮想通貨公開(ICO)で発行されるトークンの約1割しか使用されていない現実がある。

トークン発行情報データベースを手掛けるトークン・リポートによれば、226件のICOのうち、ネットワーク運営を通じて使用されているのはオーガーやテンXなどわずか20種類。残りは売買が可能なだけで、純粋に投機的な手段にすぎないとトークン・リポートのガレン・ムーア最高経営責任者(CEO)はインタビューで述べた。

引用: https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2017-10-24/OYB6FJ6JTSEP01

本当に魅力的なプロダクトが作られ、世界の方が使うようになったら、

いよいよ投資としての価値が生まれると思います。

今の段階ではあくまで投機だと思っています。

 

ICOに投資する際の注意すべき要素とは?

個人的にあまり言えませんが、詐欺的なコインを購入して未だに動かず眠っています。笑

あくまで遊びの一環で購入しましたが、恐らく詐欺だと思います。

詐欺であると思う理由は以下の理由の②、③、⑤と⑥に該当します。

従って詐欺確定だと思っています。笑

もし詐欺でなかった場合報告します。←こうした「もしかしたら」という期待を詐欺士は養分として太っていくわけです!笑

明らかに詐欺的なICO案件の見方は?

さて、詐欺かそうでないかは、いろいろな見方がありますが、

私が思う詐欺かどうかのポイントをいくつか挙げていきます。

※あくまで個人的な見解でこれが全てではありません!!!

①日本人だけに販売している→詐欺の可能性があります。

②MLMで販売されているトークン(知り合いからしか購入できないなど)

③返金や価格に保証がついているもの

④ホワイトペーパーやロードマップがないもの

⑤開発グループ以外の人が代理店販売しているもの

⑥上場する取引所(交換所)は金融庁指定外の場合

※金融庁のHPから確認下さい→http://www.fsa.go.jp/menkyo/menkyo.html

10月末現在だと以下の会社でこれ以外19社が審査中だそうです。

・マネーパートナーズ

・ QUOINE

・bit Flyer

・ビットバンク

・SBIバーチャル・カレンシーズ

・ GMOコイン

・ ビットトレード

・BTCボックス

・ビットポイントジャパン

・フィスコ仮想通貨取引所

・テックビューロ

 

今後、ICOに参加する際に抑えたいポイントは?

①ホワイトペーパーを読む

正直、私を含めて耳が痛い話ですが必ず「ホワイトペーパー」を読みましょう。

ここにはICOをする目的、どんなプロダクトを作るのか?

今後の開発に関することや、トークンの利用価値、今後の予定などが書かれています。

ほとんどが英語で書かれている為、グーグル翻訳を使うなど工夫しましょう。

最低限ホワイトペーパーを読みましょう。

 

②既にプロダクトが存在するもの(プロダクトを開発中であるものを選ぶ)

ここはベータ版などある程度、製品の形が出来かけているものなどを見ると良いと思います。

※プロダクトが無い場合はGithub(ギットハブ)の開発コードなどをチェックすべし。

Githubに関して詳しくはこちらのブログが分かりやすいかと思います。

→https://www.sejuku.net/blog/7901

あと、私自身もプログラムコードは読めないので少しずつ学んでいきます。

とにかく、更新頻度などちゃんと開発に携わっているかをチェックすることをお勧めします。

また、コミットの数とコミッターの数が何人いるかなどを見ることが大切です。

 

③Twitterフォロー数が多いことや集まっている人の質が高いかどうか?

フォロワー数は広告で集まる可能性もあります。

以前の記事でバウンティプログラムについて書きましたが、ICO案件のアフィリエイトを行うことでそれなりに広まります。

実際、私もCOMSAなどのICO案件ではこうしたアフィリエイトリンクをこのメディアに張り付けています。

※寂しいことにこのメディア経由から登録していただいた方はいませんが 笑

関連記事 : COMSAでBounty Program開始!?CMSをGETだぜ!戦国時代の幕開け!

Twitterやslackのフォローされている・している人の質も大切です。

ある程度、技術者として名の通った方に応援されている場合は高評価と言えるでしょう。

技術の話などを理解するには、投資する側も大いに学ぶ必要があります。

私も分からないことだらけですが、知らないことを知れたと楽しく感じて調べるようにしています。

※日本の詐欺的なICOを推奨している人は必ず、その筋で有名な方が応援しています。

誰が応援していて、集まっている人が金のギラギラした人たちが多い場合は、

詐欺的な可能性もあるので、そういう人をチェックして、判断材料にしましょう。

※日本人のTwitterをフォローするより、海外の技術者をTwitterするのが大切だと思います。

先ほど言った通り、日本人のツイートはアフィリエイト目的が多いので参考になりません。

ただ、煽っている人が多く、市場が過熱している場合、周りより仕入れが早く出来て、

上場などのタイミングも分かり売り抜けることが出来る人は、敢えてこうした波に乗るのもありです。

 

④slackの動きも見るべし

先ほどと同様に、その筋で有名な方が意見し「お金」の話ばかりしている場合は注意です。

ある程度の知識をもった有識者から高評価を得ている場合は良い判断材料になると思っています。

こうした情報を読み取るには、普段から暗号通貨の情報を得ていくことが大切です。

世界的な動向や技術的なことなどアンテナを立てて、正しい情報を得られるようにしておきましょう

こうしたことの積み重ねが大切だと感じています。

 

⑤上級者はslackで開発者に質問してみると良い!

これはかなり難易度が高いですが、外れを引かない様にするためには、

質問を投げかけると良いと思います。

・今後の展望(マイルストーン、ロードマップ)

・開発チームのメンバーの経歴

・もし会社がICOする場合はその会社の投資家について

など腕に自信がある方は直接やり取りすると良いと思います。

ある程度、納得いく回答が出来るICOであれば、投資として有益とみなすことが出来ます。

 

英語が読めない!

私もそうですが英語はあまり読めません。

ただ、有益な情報はほとんどが英語です。笑

出来ないことを承知の上、少しでもいいので読めるように努力することが大切です。

Google翻訳を使い、少しでも読めるように工夫をしましょう。

意味が解らない時は辞書を引いて調べる、当たり前のことを積み重ねていきましょう。

 

SNSなどでよく見かけるICOに関して

日本の影響力の強い方(インフルエンサー)の方が出している情報は、

何らかのインセンティブが動いいている可能性があります。

実際、ICOはプレセール、プレプレセール、その前にセールによって値段が全然違います。

これは身内に早めに売って、上場したら身内は売り切る。

ということが当たり前になりつつあります。

また、インフルエンサーには1回の紹介で〇〇円のお金が入るや、

未公開のトークンをいくらか差し上げますみたいな契約をされています。

こうしたことも理解して付き合うようにしましょう。

 

現在のICOは誰が儲けるのか?

情報を一番早くに仕入れることが出来る人と開発チームだと思っています。

情報を仕入れることが出来る人は「新しいトークンを沢山売れる人」です。

つまりその筋で有名なインフルエンサーやお金を持っている個人投資家のことを指します。

ICOに関してはインサイダーが法律で禁止されていません。

今の段階ではグレーというか、倫理的な議論で済まされるレベルです。

プレプレセールで安く購入し、上場する情報も知っていて、

直ぐに売り抜けることが出来る人はノーリスクで資産を10倍とかに出来ます。

半分は出来レースなわけです。

 

今後はICOのルールが厳格になっていく可能性がある

株式の場合はロックアップしないといけないルールがあります。

ICOに関しても数か月はロックアップしないと行けないルールが出ると思います。

というよい、今もあるかもしれませんが、言うと投機目的の方が買わなくなるので、

言わないかもしれませんが 笑

今後はこうした情報公開をきちんとしているところが評価されるかもしれません。

実際COMSAに関してもCMSの価格に関してはロックアップしおり、

しっかりICOをしようと体制を整える準備をしているように感じます。

※キャンプファイアーの件やプレセールはかなり残念な結果でしたが、

付き合う人を間違えないことや、体制を整えることが本当に大切になってきます。

 

そもそも、ICOに投資(投機)する前にイーサリアムを買うべきなのでは?

そもそもICOで発行されているトークンのシステムはイーサリアムやビットコインを使ったものです。

つまり、ICO案件が増えて利用者が増えれば、ETHやBTCが買われます。

ICOトークンを保有するよりもそもそもイーサリアムなどの暗号通貨を持っている方が、

長い目で価値が上がっていく可能性が高いです。

実際、暗号通貨のプロトコルレイヤー(イーサリアム)やアプリケーションレイヤー(それを使ったサービス)、

の比較をした場合プロトコルレイヤーの成長率が高くいというも意見もあります。

一発逆転を狙うならICOが有効で、中長期ならそもそもの暗号通貨をもっていたほうが良いかもしれません。

 

ICOで回収はどこですべきか?

正直、全然分かりません。

一番分かりやすいのはドンと上がった場合は直ぐに売ってしまうのもありだと思います。

ICO直後はチャートに張り付く必要があると思います。

投資の格言で「利食い千人力」という言葉ある様に、欲張り過ぎずに売り切るのが良いと思います。

類似の暗号通貨の状況を参考にしても良いかもしれません。

ある程度ジャンルが決まってきてしまっているので、

そのICOと似たものを探してチャートを見ると判断材料になるかもしれません。

 

ICO後に買うべきなのか?

基本的にICO後に買うのはリスクが高いと思います。

これをするくらいなら、BTCやETHそのものを保有していた方が良いと思います。

 

まとめ

いやー、若輩者ですがいろいろなルートから情報を集めています。

怪しいセミナー然り、しっかり知識がある人達然り、

とりあえずえり好みはせず、リスクを排除し、勝てる見込みを増やすことが大切だと感じています。

今後は、ICO判断シートを作ったりして自分なりの分析をしていこうと思います。

・詐欺的な疑いがあるものは買わない

・自分で情報を集めて判断する(信頼する人から進められたものでも、一度確認する)

・ICOはあくまで期待値への投資である

最後に、あくまで個人的な意見ですし、投資は自己判断になるのでよろしくお願いいたします。

 

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