Refereum(リフェリウム)というICOに参加してみました。

先月『Refereum(リフェリウム)』というICOに参加しました。

最近はYoutubeなどでゲーム動画を投稿し生計を立てていたり、数年前からプロゲーマーと呼ばれる方々が世界中から出てきてゲーム配信をするe-sportsとしても市場は拡大しています。

『Refereum(リフェリウム)』は膨大にかかっている広告費をより効率的に分配できるシステムを作り、ゲーム動画配信者や開発者に少しでも多くそういった資金を還元できる仕組みの構築を目指しています。サービスが拡大すれば、ゲームサービス以外のプラットフォームとしての機能も実装されていく予定です。

調べてみると開発陣は前職などで実績がありそうな方々で、ゲーム市場は世界的に今後伸びていくと予想し、少額ではありますがICOセールに参加してみました。

話は少しそれますが、海外のICOには怪しいものも多数あり、見極めが非常に困難な状態です。だからこそ、ICOコンサルみたいな職種が伸びてきているのも事実です。出来ればCOMSAの様に日本が世界をリードできるようなICOプラットフォーム案件が出てきて、投資だけでなくブロックチェーン技術で更に日本が進んでいけばいいなと思っています。

とにかく今回はRefereum(リフェリウム)について理解した範囲で説明していきます。

主にミートアップ時の質問などをまとめさせていただきました。

※今回の内容はミートアップの内容をかいつまんだものなので間違いがあるかもしれません。

ご自身でホワイトペーパーを確認することをおススメします。

追記 : 2018/3/20 ついにトークンが配布されました。既にhitbtcに上場しています。

 

Refereum(リフェリウム)とは?

referral(紹介・推薦)という言葉をイメージすると分かりやすいですが、紹介報酬によって中間業者をどんどん減らし、個人(インフルエンサーやプレイヤー)やゲーム製作者により多く還元される仕組みを目指したICOです。

リフェリウムはゲームに特化したICOですが、今後は旅行業界など他業種に派生していくそうです。

ゲーム業界の問題点の一つに広告費が膨大にかかることが挙げられます。適正な広告を打てていない可能性があり、広告業者の言われるがままで費用が不透明な部分が多数存在しています。

リフェリウムによってゲームをプレーしてくれたインフルエンサーに、ダイレクトで報酬を支払うことが出来ます。更に、利用度などの貢献度などによって利益率を調整できる仕組みになっています。こうしたことでより効果的な広告が見込め、ファンと開発者の距離がより近づくサービスを目指しています。

イーサリアムベースを採用しており、スマートコントラクトで報酬を自動で配布してくれるシステムを構築していくそうです。

 

Refereum(リフェリウム)のICOは?

イーサリアムベースのトークン設計でERC20を活用しています。

リフェリウムのミートアップの話を聞くと、ゲーム業界に特化した理由はいくつかあり、現段階で広告面などで問題解決できる方法が少なく、CEOがゲーム業界出身ということもあり、知り合いも多く、マネタイズしやすい業界だと感じたからだそうです。

アメリカの大手企業で『Twithc(ツイッチ)』という会社が有名です。

日本でも徐々に広がり始めており、ゲームに特化したプラットフォームです。

Twithc(ツイッチ)内には何百万というゲームのクリエイターが存在しています。

ゲーム広告において特に海外では仲介業者(YouTube、Facebook)がかなり大きな影響を与えている為、

Twithcと連携しゲーマーにより多く還元できるシステムを作っていこうと話し合いをしている状態だそうです。

これが、実現すればゲーム業界に大きな影響を及ぼしそうです。

また「unity(ユニティ)」という最大規模のゲームエンジンを開発している会社とも提携しているそうです。

更に「Ambisafe」という仮想通貨のセキュリティ保全会社とも連携していくそうです。

この他にも多数の関係会社と繋がりを持ち、ゲーム業界がもっと活性化するエコシステムを作ろう構想しています。

 

リフェリウムによってインフルエンサーがより恩恵を受けることが可能になる

ゲーム会社が作品を作っていますが、製品の宣伝に高額なお金を搾取されている状態がゲーム業界です。

SNSでリフェリウムを告知することが出来る仕組みなどを作り、広告に回るお金がインフルエンサーや、開発者により流れるシステムを構築し、この取り組みがうまく行けば他の業界にも応用していく予定だそうです。(旅行業者など)

インフルエンサーはモノをヒットさせる役割があり、本来ならこういう人にもっとお金が回るようにすべきだとCEOは考えているそうです。

例えば、あるインフルエンサーからインストールされたら、15ドル払う仕組みにしています。

また、広告を見たらお金を支払う仕組みでなく、インストールしてゲームを本当にやり始めた人をカウントし、そういう人にお金を払うシステムを実装したりするそうです。

※よくあるアフィリエイトの場合は、メールを登録した段階でお金が発生し、コンテンツを購入してない人にも支払いが発生しているという無駄が発生していますが、リフェリウムは開発者側が課金方法を決めることができます。クリックして入金なのか、成果の着地点で入金なのかを決めることができます。

ブロックチェーンの良いところは本当に成約したのかなど、可視化できるため、提供者側も改ざんできない仕組みになるのでそこがメリットです。

 

不要な広告費を抑えることができる!?

Google、Facebookに支払っていたお金を払わずに、インフルエンサーが代わりに宣伝活動を行えばよいという考えです。

ユーザーが増えて、デベロッパーも購入すれば自然とトークンの値段が上がっていき、ユーザーが多く増えれば更にトークンの価値が上がっていきます。更に、トークンの配布比率はなるべくトークンを保有している人に、比例してあげていきたいそうです。

また、小額からプレイヤーなどに報酬を払うことが出来る仕組みなので、インフルエンサーがより拡大しやすい環境を作っていくそうです。

 

リフェリウムトークンの発行数は?

トークンの発行数は50,000,000で、ICO募集枚数は募集枚数 25,000,000です。

近々、どこかの取引所に上場するかもしれないそうです。今後はクレカとの連携も考えてるそうです。

今までは広告を使ってゲームの拡販を進めてきましたが、プレーヤー自身にお金が入ってくる仕組みになっています。

更に素晴らしいと感じる取り組みは『ハイスコアを出した人により多く還元される仕組み』を開発していることです。

今後β版が出た後に、プラットフォームが出来た後に、こうした機能を実装していく予定になっています。

ゲームなどをした場合に支払いをするという概念ではなく、トークンを買うことで改善して欲しい点などを、

開発者にダイレクトでやり取りできるシステムも構築していくそうです。

 

ライバルのICO(ゲーム系の内容)と比較してどの様な優位性があるのか?

今あるゲーム系のICOは開発者にとってメリットのある仕組みではなく、

プレーヤー側にメリットがある物が多いですが、リフェリウムは開発者にも利益がでるような仕組みになっている。

広告が無意味にお金が垂れ流されているので、そこをブロックチェーンを使うことで解決していきたい。

とミートアップの担当者が表題の質問に答えていました。

リフェリアム以外のゲーム系のICOだとMOLDなどもあります。

 

リフェリウムはマーケティングにも力をいれている

リフェリウムはマーケティングにも力を入れており、ゲームに貢献している人はより多くもらえる様にしているそうです。

また、より多く紹介すれば多くリフェリウムをもらえる仕組みにをとっています。

インフルエンサーが一人一人のユーザーにつなげることも出来ますし、コンテンツありきでユーザーを選べることが出来ます。

この様に、新しいプレイヤーが多数入ってくる仕組みになっています。

ゲームのトッププレイヤーたちはこうした技術にかなり興味がある状態だそうです。

 

近日中にリフェリウムのβ版を紹介して行く予定

YouTubeは簡単にURLを作るだけでファンからお金をもらえる仕組みなっています。

こうした取り組みはインフルエンサーにとってはうれしい話ですが、インフルエンサーに限らず、一人を紹介するだけでもお金をもらえる仕組みなっています。

もともとスケールが大きければこういう仕組みができるうえ、分散型だからこそ出来る仕組みです。

 

リフェリアムを使うことで従来と違うシステムが生まれるかもしれない

ゲームをしている人がそのままお金を還元できる。

ハイスコアを得ることで報酬がより多く還元される。

この様に、しかるべき人に報酬が入るように仕組み作りをしていく。

マーケティングにも特化しているので、ゲームに貢献している人にも多く付与されますし、より紹介した方にも報酬が増えていきます。

 

SNSによりリフェリウムが拡大するように設計している

https://refereum.com/にインフルエンサーがお金を稼ぐ仕組みが書かれています。

 

 

リフェリアムの現段階の課題やライバルがやってきた場合の対策は?

ブロックチェーンを活用している業界は、仲介業者の悩みをみんな抱えています。

消費者が大量にいることが重要で、どの様な層の人が新しいプラットフォームを受け入れてくれるか模索中です。

現段階だと開発段階の技術なので、投資にはリスクがありますがその分可能性はあると言っていました。

 

まとめ

リフェリアムによりインフルエンサーにより報酬を還元できる。

インフルエンサー以外のプレイヤーにも少額から報酬を還元できる。

開発者から直接インフルエンサーに報酬を支払ううことが出来る。

将来的にはゲーム業界以外にも拡大していく予定である。

上記以外にも多数のことを述べていましたが、話して良い範囲とそうでない部分もあるので、

ミートアップ担当者も慎重になっていました。更に、英語を翻訳している為、本人の伝えたかった意図とは少しずれがある可能性もあります。

また、開発途中のことが多く、はっきり答えることが難しい質問もあったように感じました。

ブロックチェーンを使って広告宣伝費を抑え、中間業者に取られず、個人や開発者に還元できるか?

という取り組みが業界全体で加速しています。

今後の動向に注意しつつ、アーリーアダプターとしてリリースされたらなるべく早めに活用してみようと思います。

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