薄毛は皮膚科で診察すべき?薄毛治療の内容や費用などまとめ

薄毛の治療は皮膚科になるのか?内科になるのか?それともAGA専用クリニックにすべきか?

どこに行けばよいのか分からないと思います。

総合病院などではなく、薄毛や抜け毛専門のAGAクリニックに行くべきかなど悩む方も多いと思います。

本気の薄毛治療は大きな総合病院よりも、皮膚科経験のあるAGAクリニックがおすすめです。

今回は薄毛治療を皮膚科で診察してもらう場合、メリットや治療内容、費用について紹介していきます。

また、普段の生活でハゲる習慣をしている方は見直しが必要かもしれません。

詳しくは抜け毛の予防と対策まとめ23選!~ハゲより男子~を参考にしてみてください。

皮膚科とAGAクリニックの違いは?

次項でも詳しく説明しますが、目的が違います。

皮膚科では主に現状維持や軽度の処置が中心です。

具体的には炎症やかゆみ、ふけなどのトラブルの対応することが目的となっています。

つまり育毛をメインにしていないケースが多いということです。

AGAクリニックでは育毛や発毛を目的とした治療を行います。

検診をし具体的な原因を探り、それに見合った処置を行います。

専用の器具や投薬治療などを中心に行い、薄毛や抜け毛予防をすることが目的となっています。

ただ、皮膚科ベースのAGAクリニックなどもあるため、行こうとしている病院やクリニックの実績を調べて通院することをおすすめします。

薄毛治療は皮膚科に行くべきか?

薄毛治療の目的で病院に行く場合は、皮膚科や内科に行くことになります。

皮膚科医ベースのAGAクリニックに通うのがいちばん効果がある方法だと思っています。

皮膚科などで薄毛に対処する場合、主に薬での治療がメインになるそうです。

薬としては「プロペシアの錠剤」や「ミノキシジル」が処方されることが多く、処方した後の経過を見て、錠剤を利用を継続するかどうか決める流れになるのが通常です。

また、全ての皮膚科でAGA治療が受けれるわけではありません。

必ず近くの皮膚科で実績や口コミや費用、AGA治療に主眼を置いているかなどを確認してから診察に向かいましょう。また、皮膚科医を経験したことがあるドクター在籍のAGAクリニックが良いと思います。

皮膚科医のいるクリニックでの治療は「日本皮膚科学会」のガイドラインに準じた治療を受けることができる上、ミノキシジルなどを使用した治療で、頭皮がかぶれてしまったり副作用が出た場合の適切に対応してくれる可能性が高いため、皮膚科医経験があるAGAクリニックがおすすめです。

日本皮膚科学会をご存知でしょうか?

AGAで悩んでいる人が多い中、科学的な根拠のない民間療法が多く、そんな状況に異を唱えるべく出来た団体です。

男性型脱毛症(male pattern hair loss,androgenetic alopecia)は思春期以降に始まり徐々に進行する脱毛 症である.脱毛は生理的な現象ではあるが,外見上の 印象を大きく左右するので QOL(Quality of life)に与 える影響は大きい.近年,男性型脱毛症の病態解明が 進むとともに有効な外用,内服の治療薬が開発され, 皮膚科診療においても積極的に使用されるようになっ てきた.しかし,それでもなお皮膚科医の立場からは 無効といえる科学的根拠に基づかない民間療法が社会 的に横行し,無効な治療法を漫然と続ける患者も少な くなかった.  2010 年の男性型脱毛症診療ガイドラインにより,科 学的根拠に基づいた情報を選び出し,医師,患者双方 にとって標準的治療法を提示することで,本邦におけ る男性型脱毛症診療水準を向上するという当初の目的 を果たしたものと考えている.  その後,新しい治療薬や治療手段が登場したこと, 女性の男性型脱毛症に対する概念の変化があったこと などより今回のガイドラインの改訂に至った.引用 日本皮膚科学会ガイドライン

こうしたガイドラインを定期的に更新しており、科学的検証などを行って報告しています。こうしたガイドラインに沿った治療を行ってくれる皮膚科であれば、安心してAGA治療に専念することができます。

皮膚科でAGA診療の流れや治療方など

1.基本的には様々な質問(問診)があり状況を判断する。

2.家族でAGAではないかなど症状などのヒアリングがあります。

3.具体的な症状を診察し始め、治療のアドバイスが始まります。

AGA治療を行う皮膚科ではノーウッド分類が使用されています。頭頂部と生え際から少しづつ薄くなっていく段階を7つの型で9つに分類しています。

4.カウンセリング、血液検査、専用シャンプー、プロペシア、ザガーロ、ミノキシジルなどの投薬治療、発毛剤治療、カウンセリング、場合によってはAGA幹細胞再生治療や植毛などを行います。

皮膚科ベースのAGAクリニックの費用は?

背術内容によって変わるため、大まかな金額の紹介しかできませんが目安にはなると思います。

月々3,400円〜15,000円程度で診察を受けることが可能です。

ただし、先ほどの進行度によって治療内容が大きく変わります。

症状が小さい時に相談した方が治療も割安になるケースが考えられる為、不安な方は早めに相談することをおすすめします。

薄毛治プロペシアとは男性型脱毛症(AGA)の治療薬のこと

プロペシアとは『ジヒドロテストステロン(DHT)の発生を防止することを目的』の治療薬のことです。

皮膚科で主に処方されるのがプロペシアで、初回で1か月分程度を処方し検査の結果効果が期待できる場合は継続的に処方される流れになります。

プロペシアは育毛の効果を期待する薬でなく、抜け毛を止めることが主な目的です。

以下でプロペシアのメリットやデメリットについて簡単にまとめましたので、参考にしてみてください。

プロペシアのメリット

・脱毛を予防する効果が期待できる

・毛髪を強くするという効果が期待できる

・毛量自体が増える可能性もある

プロペシアのデメリット

・腹痛が出る場合がある

・頭痛が出る場合がある

・下痢気味になることがある

・眠気が強くなると

・胃が気持ち悪く不快感を感じることがある

・頻尿等になりやすくなる。

このようなデメリットもあると言われています。

プロペシアには後程紹介するフィナステリドが含まれています。

皮膚科ではない頭髪専門クリニック

頭髪専門クリニックでは薬による治療以外にもそれぞれの専門医がチームを組んで、各方面から手助け行ってくれます。

現状維持ではなく、本格的に発毛など髪の毛の問題を解決したい場合は専門のクリニックに行くことをおススメします。

皮膚科や内科の治療は回復を見込むというよりは、現状を維持するというのが目的になっていることが多いそうです。

先程の専門のAGAクリニックでは発毛や育毛なども目的とした治療が行われます。

専門のAGAクリニックと普通の病院のメリットとデメリット

メリット

主に検査や専門家が診察し、内服薬や外用薬などを使い発毛を推進してくれます。

デメリット

費用が高い

お金はかかっても本気で治療したい方はこちらをおススメします。

通常の病院のメリット

費用が専門クリニックに比べて安い

現状維持を検討している場合はお勧め

デメリット

検査がない場合が多く、どういう状況の悪化把握しづらいという点。

※今後のニーズ等によっては変化してくる可能性もあります。

専門のクリニックの費用と皮膚科などの費用は?

さきほどデメリットと紹介した費用についてですが、

普通の病院は大体1回9000円~15000円の間と言われています。

専門の頭髪クリニックでは30000円前後がかかると言われています。

費用が高くなってしまう理由は複数なものを組み合わせてサポートしてくれますし、

精神的なサポートまでしてくれるので金額がどうしても高くなってしまいます。

ただ、そうしたサポートは頭髪クリニックのメリットとも言えます。

『フィナステリド』と『ミノキシジル』を両方併用することが、

現状維持+育毛発毛に効果があると言われています。

こうした薬は副作用があるので、診察して処方してくれる専門クリニックがオススメといえます。

薄毛治療は保険が適用されるのか?

薄毛治療などには費用が高額にかかります。

保険などが提供されるかどうかも気になります。

保険が適用されればもう少しお手軽に治療を受けることができますが、

実際は薄毛治療は保険適用外だそうです。

こうした保険治療に認定されない理由は厚生労働省によって決められています。

また、治療代金が医療機関や調剤薬局によっても違いがあるそうです。

専門クリニックで投与される薬は?

専門クリニックでは『フィナステリド』『ザガーロ』 『ミノキシジル』『抗炎錠剤』『ビタミン類』など、

処方薬の種類が多く、効果が高いものを使うことが多いそうです。

通常の病院では『フィナステリド』のみを使用することが多いそうです。

フィナステリドとはAGAの治療薬としてよく使われています。

詳しい内容は難しすぎてよくわかりません 笑

『テストステロン』と『5 αリダクターゼ』の結合を妨げる効果があるそうで、

DHT(ジヒドロテストステロン)と呼ばれるものの発生を抑えることが主な目的です。

テストステロンとは男性ホルモンのことです。

主に睾丸で作られ、分泌されることが多いのも特徴です。

ひげや体毛の成長を促進する効果があるそうです。

5 αリダクターゼはテストステロンをより強い男性ホルモン

DHT(ジヒドロテストステロン)に変換する酵素のことです。

ジヒドロテストステロンが毛乳細胞に存在する、

男性ホルモン受容体レセプターと結びついて、

髪の毛が生える時期やタイミングを狂わせてしまうそうです。

皮膚科や専門クリニックで薄毛治療に使用される成分の副作用

フィナステリドの副作用はいくつか挙げられます。

①性欲減退

②うつ病

③肝機能への障害

④精子の減少など

キシジルミノキシジルの効果

血管を拡張し、血流を増進させることで髪の毛の細胞分裂を促進して、

髪の成長を早める効果があるそうです。

血流を上げることで髪の毛の細胞分裂のスピードあげるということです。

ミノキシジルの主な副作用

頭皮の痒みや、発疹などこういった、炎症が起こる可能性が高いと言われています。

また、ビタミン類は健康はもちろん髪の毛とも大きな関係があります。

例えば・・・

ビタミンAは乾燥を防ぐので頭皮を乾燥から守ってくれます。

ビタミンB群は健康な頭皮を保つためにタンパク質の代謝を助けてくれます。

ビタミンCはタンパク質の吸収を助け頭皮の環境を整えてくれます。

ビタミンEは抗酸化作用や血行促進の効果を持つと言われています。

専門クリニックの大まかな流れ

専門のクリニックではまずほとんどの場合、無料カウンセリングから始まります。

費用や治療方法などの案内が入り、次に初回の診察が入ることが多いそうです。

その後、血液検査などの診断や処方になります。

その後、経過を見て診察などを繰り返し、髪の悩みを解決していきます。

ハゲが治る!?おススメの薄毛シャンプーは?

薄毛にもいろいろ原因があると思いますが、シャンプーを変えることで薄毛に効果があるかもしれません。

要注意は何色!?「頭皮の色」でわかる危険度をなる早チェック!

こちらで簡単に紹介しましたが、

なるべく刺激が弱く、髪に優しいシャンプーを使うことをお勧めしています。

ただ、個人差があるので絶対ではありません。

シャンプーがもたらす薄毛に対する効果は?

当たり前ですが、頭皮の汚れを洗い落とす効果があります。

また、優しくマッサージをしたり、入っている成分によって頭皮の血行を促進することが出来ます。

シャンプーによっては髪の毛や頭皮の潤いを保つ効果もあります。

また、育毛効果を高める効果も期待できます。

シャンプー選び、シャンプーの仕方はともに大切なポイントです。

シャンプー以外にもトニック剤などを使用したい方はすぐに分かる!育毛トニックの効果やメリット・デメリットとは?こちらを参考にしてみてください。

また、馬油シャンプーも人気のシャンプーです。育毛効果が高いと言われているシャンプーもリサーチしましたので馬油シャンプーおすすめ比較|ドラッグストアでも購入できる!を参考にしてみてください。

ただし、シャンプーを変える以上に育毛専用クリニックに通院する方が効果は大きいと思うので、あくまで補助や気休め程度と考えた方が良いと思います。

 

まとめ

今回は薄毛治療には皮膚科に行くべきか?専門クリニックに行くべきか?

それぞれのメリットやデメリットなどをまとめてみました。

現状維持を望む方は皮膚科や内科をおすすめします。

費用は1回9000円~15000円が相場です。

もし、本格的な育毛などを望む場合は専門のクリニックがおすすめです。

費用は1回30000円が相場です。

皮膚科や内科では『プロペシアの錠剤』が処方されることが多いそうです。

専門クリニックでは複数の薬を使用します。

こうした薄毛治療は保険対象外です。

以上、簡単にまとめてみました。

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